子どもとの夏休み時間~クッキーづくり1

モンテッソーリ教育お菓子作り

【1】夏休みのクッキーづくり

 

コロナウイルス対策に加えて大雨続きのために、外に出る機会が更に減りました。

こんな時は家事も少し休んで、クッキー作りをしようと思いました。

と言いましても、子どもからの提案です。

 

私が4年生の頃、初めてクッキーを作って大失敗をしました。

それから、これまで一度もクッキーを作ったことがなく、

お菓子は「買うもの」と断言していました。

 

ところが、子どもからの昨年の提案がきっかけでオーブンを購入し、40代になって初めてのお菓子作りです。

娘と初めて作った時も、案の定失敗しましたが、

昔の私のそんな思いを払拭したく、また娘には失敗からたくさんの事を学んでほしい。

と思い、昨年から何度も繰り返して作っています。

もちろん、おいしいお菓子屋さんがあるので、プロの味はこれからも愛用しますが、

「子どもの挑戦」には応えていきたいと思っています。

 

モンテッソーリ教育お菓子作り

 

【2】クッキー作りに加えて、アイシングに初挑戦

娘から、「クッキーの上にかわいく絵を描いている人がいるけど、それは家でもできるの?」

と聞かれたので、すぐに調べてみましたら、何ともかわいいアイシングクッキー達。

すぐに材料を買いに行き、作ってみることにしました。

こんなの、本当にできるの?と、買う専門の私は思いましたが、

娘の気持ちにできるだけ応えようと思い挑戦してみました。

 

モンテッソーリ教育お菓子作り

 

【3】色の三原色

お菓子用の色粉は、赤青黄の3色を購入。

いつもしている色水実験の応用として、3色から始めてみることにしました。

作ってみたい色は、水色と紫と薄緑。

 

卵白を泡立て、粉砂糖を混ぜ、まずは白いアイシングを作ります。

そして、ほんの少しだけ、色粉を落として色を作りました。

粉の量で薄くも濃くもなり、また色合いも大きく変わります。

幼児期の色水実験のおかげか、色を作ることが好きで、更にこの小学生になると

色の量を調節するという楽しみもみつけたようです。

 

モンテッソーリ教育お菓子作り

縁取り部分は固めに。中のべた塗りは柔らかめのアイシングを作ります。

 

【4】モンテッソーリ教育の魅力

 

私は、学生から初めているモンテッソーリ教育から、たくさんの事を学びました。

教師として教える立場ではありますが、日々自分の子どもからだけでなく教室の子ども達から多くの事を教えてもらいます。

モンテッソーリ教育は、単に「手先が器用になるから」「できることが増えるから」

という目に見える教育としてだけでなく、「子どもの心を動かす教育でもある」と感じます。

先程のように、色水実験から応用して、粉を混ぜるということに挑戦したり、

説明書を見て完成させることを楽しんだり、自分の可能性に挑戦したり。

 

【5】お疲れ母さん

 

私は、そんな子ども達に大人ができることは、

「子どものやる気に合わせて準備を手伝ったり、励ましたりすること」のように思います。

ただそれは理想論でもあり、

時には、私が面倒に思ったり、疲れて手伝う気になれないことも多くあります。

そんな時は、無理をしません。

 

「今は手伝えないから自分でできるところまでは頑張ってしてみて」と投げてみます。

そうすると、頼る部分が少なくなり、案外一人で進めることもあります。

特に小学生になると、できることがぐっと増えます。

幼児期は、一人ではなかなか難しいのですが、小学生よりは、一緒に過ごせる時間があります。

なので、年齢に合わせて、それこそ、別の日に持ち越すことも得策です。

 

モンテッソーリ教育お菓子作り

でき上がったクッキー。

見かけは悪いですが、おいしくできあがりました。

アイシングも上手くいきました。

子どもの心に大切な何かが残れば、更に、子どもと一緒に作ったこの一日が宝物になります。

是非お家でも進めてみて下さい。

 

娘が見つけた you tube のアイシングクッキーづくり動画は→TAROROOMのTARO さんより。

最後に、卵の黄身部分を使って味噌卵も作りました。

 

みなさんの声から販売することになった色水実験はつばめの家で販売中です。

 

モンテッソーリ教育 小学生のキャンプ

 

 

 

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