【1】6月の紫陽花
毎日、朝と夕方通る
夙川の紫陽花通り。
今見頃です。
年々美しくなる紫陽花。
ただ通るだけでなく、
毎日においを嗅ぐのが娘の日課です。
【2】嗅覚の敏感な幼児期に紫陽花を嗅ぐ
この紫陽花は我が家の庭に咲いていたもの。
ある夕食の時娘が比べているので
何をしているのか聞いてみたら
「ブロッコリーの匂い嗅いでるねん」と。
ずっと、紫陽花とブロッコリーの形が似ているから
匂いも同じのはずと思っていたようです。
毎朝、夙川の匂いを嗅いでは
「これはブロッコリーだ」と。
実際嗅いでみたら違う匂いなのですが
形=匂いと感じる3歳の姿が面白い。
満足がいくまで
納得がいくまで確かめればいい。。
と思っています。
娘の今は音、匂い、味にも敏感です。
幼児期はこういう感覚にとても敏感です。
「今が敏感な時期」と言われると、何かできることはないのかとかえって焦ってしまいますが、
できることは、ただ子どもが嗅ぎたいといえば嗅がせてあげる。
ただ子どもが感じたことを「そうなんだね。〇〇の匂いがしたんだね」と共感してあげるだけで大丈夫です。
子どもは「今感じていることを認めてもらえた」と納得するだけで、その感覚を自分の体に吸収することができ次の段階へ進むことができるのです。
2016年6月の過去ブログより
【3】おまけ。ご飯を食べない理由の一つ。
幼児期にご飯をなかなか食べない、好き嫌いがあることの理由は様々ですが、その理由の一つに、においや味に敏感ということもあるかと思います。苦味や好きではない味の感覚を敏感に感じているからこそ食べたくないということも。そんな時は我が家では、変わったものは出さない。もしくは、どの味が嫌だったかを聞いて、その味の理由を伝えて頑張って食べる(体の栄養になる)。もしくはその部分だけ取り除くなどして乗り越えました。
例えば、ジャガイモは柔らかくなるほど一緒に煮た別の野菜の味がしみこみやすくなり、ジャガイモ=きゅうりの味(ポテトサラダ)になることが嫌だということがわかり、固めにゆでるようにするなどしたことも。
7歳になった今は食べられるようになり、また敏感な時期が終わりつつあるのか、好き嫌いが薄れてきました。
好き嫌いがあるのは感覚が敏感な証。嬉しくもある成長ですね。