秩序の敏感期のありがたさ

2歳から急に意思がはっきりし始め
自分で自分のことをすることが好きで
だけど手先も腕も十分に力がついていないので
もどかしくて泣いてしまう。
そして場所や時間や所有物にとてもこだわり。
今3歳の娘は
2歳半ごろよく、
(間違えて)私ではなく主人がバスタオルで体を拭いただけで
泣いて止まらなくなり
もう一度一からお風呂に入る「やりなおし」を
していました。
それほどまでにこだわる
秩序の敏感期に
初めて息子の2歳に直面した時は
ここまでなのかと驚き、悩んだことも幾度もありました。
「ワガママ」と捉えるのは簡単だけれど、
そうではない成長の一過程と知っているだけに
何とかしてあげたいと思い
過ごしてきました。
娘には、
「こっちの道から行きたいの!」という言葉を予想して
少し早めに家を出る。(それでも大幅に時間のロスをすることもありました)
急いでいる時は、その道を「見せない」(笑)
「これはおかあさんの。これはお兄ちゃんの。」
とコップを分けていたら
息子には、「今はこのコップを置くことで納得をしているからしばらくマイコップにしよう!」
とすぐに伝える。
お風呂の順番も、「では今日もいつもの順番でお風呂に入りま~す」
と先に家族に聞こえるように伝える。
物の置く場所を決めて
家族皆に「家族が気持ちよく物を見つけられるように、絵のシールをつけました。
必ずもとに戻しておいてくださいね。」と伝える。
水をたくさんジャージャー出したくて仕方がない時
一回目の失敗を胸に
「お家のお水がなくなったら大変。チリチリがなったら終わりにしましょう。」
若しくは「このバケツのお水で遊びましょう」と事前に伝えておく。
等の工夫を。

もう3歳になるあおちゃんも
まだ、きれいにこうして紙を並べる事も、
部屋にある全部の椅子を持ってきて並べる事も
続いていますが、
以前ほどのこだわりが少しずつ薄れてきました。
大人都合で言うと、
聞き分けが少しずつ良くなってきているのですが、
なんでもきっちりとしなければいけない
という思いも薄れてきて
今では少し寂しさを感じています。
自分と物事の関係性、秩序感を
しっかり身に付けてくれただろうか。

とは言え先週の土曜日。
色鉛筆を全部上向きに揃えないと気が済まない
とこだわり片づけていました。
これから2歳を迎えるお子様も
お母さんも「大変」と思えることがあると思います。
こだわりを受け入れるのか
押さえたほうが良いのか
悩む日が来るかもしれませんが、
こだわりを
一度だけ受け入れてみると
子ども達への見る視点が変わることになるかもしれないです。
全部向き合う必要はないと思いますが、
この時期だけ
少しだけ「今はこんな時期」と受け入れられたら…
とはいってもしんどかった~笑
                             2016年8月の過去ブログより

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