【1】お菓子作りを楽しむためにしたこと
子ども達に「やる気になってもらう」「挑戦してもらう」ためにしておくと良いことは、
環境づくりだと常々思っています。
環境をどうやって作ったらよいのか、とても難しいことのように思いますが、
子どもの使いやすい場所に、使うものが揃っているとよいのではないでしょうか。
考え方によっては、全部揃えなくてもよいこともありますが、
スムーズにする一つのポイントでもあると思います。
一番良いのは、子どもの動線を頭の中や紙にシミュレーションしてみることだと思います。
環境づくりの簡単な手順を書いてみました。
『①使うものを集める』
例えば、クッキーを作る時クッキングシート、混ぜるためのミキサー、ヘラやバット・・・
それらを1か所に集めます。
『②使いやすく分ける』
道具を長さ別に、大きさ別に分けていきます。
クッキーの型抜きは小さいケースにまとめる。
クッキングシートなどは長いケースに。
『③冷蔵庫に入れるもの以外は全て置く』
袋はどこ?
ゼラチンはどこ?
クルミなどのナッツは?と聞く回数が多いと、親子で疲れてしまいます。
こちらに全てをそろえると、動きやすくなります。
我が家ではゼラチン、袋が開いていない小麦粉やココアパウダーなども置いています。
【2】準備ができたらすぐ実行ではなく、子どもとのペースを大切に
準備をする=実行!のように思います。
せっかく準備したのに、なかなかしてくれない。
などとやきもきするのも、本末転倒です。
これらの準備は「いつか子どもが願ったときにすぐに実行するための準備」でもあります。
子ども達には、必ずしてみたいという要望があります。
それを待つか、機会を見て誘いかけてみるとよいと思います。
我が家の場合は、娘がおなかがすいた時に「クッキーを自分で作って食べるって方法もあるんだよ」と
誘いかけてみました。
【3】我が家は収納場所が極狭です
我が家は収納が少ないうえに、仕事道具もたくさん置いているので、実際家の半分くらいしか使えていません。
収納もかなり工夫しないと、すぐにいっぱいになってしまいます。
そんな中で、お菓子作りのための場所なんて。
でも、意外とスペースは作れるものです。
使わなくなった道具を別の場所に移し、入替えをすることで案外上手く収まります。
※今までは、使っていない幼児期のお弁当グッズや、袋が何枚も入っていました。
使っていないのに、遠足もコロナウイルスの影響でなくなっているのに、なぜ入っているんだ?
と移動させているうちに、全てのお菓子道具が入りました。
まずは、準備から。
それを毎日大切にしています。