【1】小学一年生子ども部屋おもちゃ収納
幼児期から小学生へ。
子どもたちの精神面も脳の状態も変わってきます。
それでもまだガラッと変わったわけではなく、遊びもこれまでと同じく続いています。
子どもと一緒に収納に取り組む時は、私が一人で考えることもあれば娘と考えることもあります。
大切なものはもちろん勝手に処分されてしまっては子どもからの信頼も無くしてしまいますので(笑)
必ず聞くようにしています。
かといってすべて尋ねていては、捨てられなくなり、結局モノがあふれてしまいます。
【2】処分の方法と子どもへの伝え方
①「必要なものは何か」を一緒に尋ねながら分けていく。
そもそも、「処分する」ということを前提に収納をすると、折り合いがつかなくなります。
「今必要なものは何か」「何を残しておきたいか、何で遊びたいかもしくは使用するか」を前提に話を進めていくようにしています。
➁カテゴリーごとに「いるもの いらないもの」に分ける
そして、たくさんの中から「いるもの、いらないもの」を分けるのはとても重労働です。
子どもたちは特に、多くの中から選択することが難しく、疲れてしまいます。
予め親御さんが ・おままごと・工作・レゴ・こまごましたもの等と大きく分けておき、カテゴリーごとに「いるもの いらないもの」に分けていく作業をするとよいかと思います。
③処分するかどうかを決めるときの言葉がけ
「これは○○ちゃんにとって大事なものかな」
「Aを置いておくと、Bが置けなくなるね。どちらを置いておく?」
「AとBではどちらをよく使うかな。お母さんは使っているのをあまり見ないけれど、これは今必要?」
「新しいおもちゃを置く場所がなくなったね。どうしようか」と一緒に考える。
様々な言葉をかけても「捨てたくない」「全部置いておきたい」となることもあると思います。
そんな時は一旦、保留箱を用意し、別の場所に置くのも一つの方法ですが、もう使っていないと思ったら、そのまま私が決めて日を改めて処分しています。
おもちゃも大切な学びのツールです。
子どもにとっては遊びも大切なお仕事。
できるだけ年齢にあっているものや今の娘、息子の興味に合っているものだけを置くようにしています。
もうかれこれ3歳ごろから、このいるいらないを一緒にしてきました。
その甲斐あってか、モノを異常に捨てたくない息子も、幼児期は捨てたがらなかった娘もササっと取捨選択ができるようになりました。続けることが大切ですね。
【3】小学1年生夏おもちゃ収納例
次に1年生の娘のおもちゃの収納の一部をご紹介します。
一番右端の箱は「レゴ」の箱です。
持ち手に紐をつけているのは、娘なりに遊びの時に意味があるそうです。
無印良品の蓋つきの箱にこの様にしまっています。
実は5種類のレゴフレンズを収納しています。
混ざってしまったらわからなくなるので、ケースに入れて2段に重ねております。
ちなみに、只今中学1年生の息子は、ものすごい量のレゴがあります。
ラジコンのように操作できる大きなものもあります。
その時は、箱を大きくしています。
レゴでもなんでも「私にとって、これは大事!」と思えるものは最初から容量(入れ物)を大きくしておきます。
次に使用頻度が低くなってきたおもちゃ。
おままごとも機会が減ってきました。
まず、シルバにファミリーなどの小物はこのかごに入る分だけ入れています。
右の細い箱の中にはドラえもんの「コロコロスイッチ」が入っています。
これはほとんど使用していませんが、プログラミングができるので必要なものとして置いています。
このかごは娘の宝物箱。
鍵までかけられています(笑)
中には友人が開発した安全ネイルセット とキーホルダー作りセットが入っています。
引き出しの中は、細かく分けるのではなく、大まかに娘なりに分けています。
お財布
鉛筆の予備
お買い物バッグ
ペンケース
ここから、カバンに入れてお出かけしています。
最後に、カードゲーム類。
よく使うものだけをここに入れています。
どちらかというと、同じものを何度も何度も使っています。
一つ一つを丁寧に収納していると、使う頻度が上がるような気がします。
おもちゃは頂いたものや購入したもの、おまけでもらったものなど様々ですが、使うものだけをしっかりと収納して、たくさん遊んでほしいと思っております。
次に収納を見直すのは年末のタイミングと考えています。
部屋がすっきりとすると子どもたちもきっと、「すっきりして気持ちがよい」「使いやすい」と感じてくれると思います。
そうなると、次に整理する時に、子どもの気持ちが1段階上がっているのではないかと思います。
そして徐々に素早く取捨選択ができるようになっていくのではないかと思います。
是非整理収納をお子様と一緒にお楽しみいただければと思います。
2020.8.4.